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2009年11月29日 (日)

為替相場の伝え方にちょっと違和感

ニュース等で為替レートを伝えるとき、例えば「85.50~55」のように表示されて、これをキャスターが「85円50銭から55銭で取引されています・・・。」等と言いますね。これを聞いてると、まるで市場参加者が85円50銭、51銭、52銭、53銭、54銭、55銭でそれぞれ取引されているかのようですが・・・・・、うん、確かにそのとおりなんでしょうけど。

市場は、できるだけ高く売りたい人と、できるだけ安く買いたい人の集まる場所で、その価格が一致したら出会い、出会った瞬間にその価格で売りたい人とその価格で買いたい人が一人ずつ消える。だから、50~55の間は、出会ってはすぐに消えてしまう空白地帯のようであって、いつもその地帯に何かがひしめいているような表現にはしっくりいかないのです。

売りたい人々は55銭を先頭にしてその後ろにいっぱい居る。56銭で売りたい人や57銭で売りたい人・・・・。でもこの中に買いたい人は一人も居ない。絶対居ないはずです。だって、もし居たらすぐに取引が成立してしまって、消えるから。一方、買いたい人々は50銭を先頭にして、これまたその後ろにいっぱい居る。こっちは49銭や48銭・・・・。50と55の間は緊張の空白地帯で、いろいろとひしめいているのはむしろ50銭と55銭の背後に居る人々というイメージでしょうか。

だから、キャスターには、「買いが85円50銭、売りが85円55銭。」という具合に言ってほしい。ま、どうでもいいことでしょうけど。

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