« T-01Aには満足しているものの・・・・ | トップページ | スマートフォンの使い道。OSは?アプリは?T-01Aにした訳。 »

2010年5月 8日 (土)

銀行からお金を借りる。資金使途とは?

銀行に行って、「資金繰りに困っているからお金を貸してください。」と言っても、貸してくれませんよね。貸してくれと頼まれても、困っていると言われれば、ちょっと考え込んでしまう。貸したお金が返ってこない危険性が高いと思ってしまうからです。銀行はお金のない人にお金を貸さない・・・とはよく言ったものです。でもお金を借りたいときはお金がないとき。両者はいつまでたっても交わることなく、銀行業なんて成り立ちえない。

じゃあ、銀行はお金のある人に貸しているかというと、借りる人が銀行に(利息を)寄付したいと考えているかと税金対策以外には、そんなことありえません。だから、基本的には、銀行が貸す相手は、資金繰りに困っている人です。

でも、ただ困っているでは貸してくれない。困っているの一点張りの人には、「はいはいわかりました。ではこれをどうぞ。」と言って、信用保証協会保証付き融資とか、担保を要求する融資とかを提案するのが関の山。

もっとも、困っているときは信用保証も担保も目いっぱい使っていて余力ないのが普通ですし、これは銀行がお金を貸しているとは言えません。すぐ、担保あるか?という話になってしまう場合はこんな場合で、本当の融資とはそんなもんじゃありません。欧米の銀行の融資姿勢を見てごらんなさい。と言っても欧米の銀行の在日支店は日本の銀行と同じだからだめですよ。

では、どうするかというと、「困っている」中身をきちんと説明することです。それはお金の使い道というわけで、資金使途と言われます。借入人は、財務諸表を見せて、これで貸してくれるのかくれないのかどっちだ、と銀行に迫りますが、財務内容が良ければ貸すというもんでもない。審査で銀行が一番気にするのは資金使途なのです。

例えば、販売先が決まっている商品の仕入れ代金を今払わなければならないがお金がない場合は、これも資金繰りに困っている状況ですが、困っているの一点張りではなく、話がこのように具体的にわかれば、前に進むことができます。

どう進むかと言うと・・・。仕入れ代金支払資金を借りても、販売代金を受け取ったら返済できる。でも、銀行は訊いてくるでしょう。「本当に販売先が決まっているんですか。」と。

その場合は、販売先との契約書の原本を見せて説明すればいい。銀行はわかりましたと一旦納得して、「でもそのお金を受け取ったら貴方はそれを別な事に使ってしまうのではないでしょうか。」と、さらにたたみかけてくるでしょう。

その場合は、「そんな事はありません。なんなら、銀行が管理できる別口座を設定してそこに振り込む契約を作りましょうか。」と言えばいい。銀行は、「ではその契約書を締結して原本を見せてください。」と言い、見せれば納得するでしょう。

でもさらに、「その商品が納入途上で事故にあったらどうしますか。」と訊いてくる。「大丈夫です。当然保険がかかています。保険証券はこのとおりです。」と。

ここまでくれば、「困っているから・・・」状態から比べて、相当リスクが軽く、十分プロパー融資の検討の範囲に入ります。だから、担保がないからとあきらめないで銀行に相談してみましょう、銀行も捨てたもんじゃないのです。

ここに書いた例は短期の運転資金ですが、では新規事業資金などはどうか。それはまた別の機会に。

|

« T-01Aには満足しているものの・・・・ | トップページ | スマートフォンの使い道。OSは?アプリは?T-01Aにした訳。 »

銀行・金融」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/548369/48299363

この記事へのトラックバック一覧です: 銀行からお金を借りる。資金使途とは?:

« T-01Aには満足しているものの・・・・ | トップページ | スマートフォンの使い道。OSは?アプリは?T-01Aにした訳。 »