« ドラッカー「マネジメント」サブノート、第4章 | トップページ | 諫早湾干拓事業の開門調査と次々と事業を台無しにする民主党政権 »

2010年12月12日 (日)

ドラッカー「マネジメント」サブノート、第5章

5.   企業のマネジメント:シアーズ・ローバックの事例

企業とは何か、企業マネジメントとは何を意味するかを理解する為、理論化を進めるよりまず、実在の企業行動を見てみる。

(1)   シアーズ・ローバックの成長過程

  19世紀末~20世紀初め、農村部の市場を開拓した。~ジュリアス・ローゼンワルド

a.  農村部は、ほかと切り離された異質な市場があると気付いた。

b.  彼らのニーズとウォンツに応える商品を生み出して販売する為、以下のイノベーションを行った。

·  体系的な商品政策を立案。

·  農民は大都市に買い出しにでかけられないため流通カタログを用意した。

·  返品を許容するサービスを行った。

·  通販工場により、大量の注文を低コストで処理する方法を作った。

·  人材を集めて組織を築いた。

  1920年代半ば、形成されつつあった広大な都市市場に対応する為、店舗販売へと軸足を移した。~ロバート・E・ウッド氏

a.  この市場は、25年前の農村と同様にまわりから隔絶されていたが、中・上流階層と同じ商品への思いがあった。

b.  店舗販売への参入が、組織面でのイノベーションをもたらした。

  その後も人口動態の変化に合わせて、何度も市場を定め直した。

a.  家庭が求め、欲する商品を十分な情報を基に、企画生産する役割に重心を移していった。

b.  もはや、商品を切り口にして自社の事業を見るのではなく、中流家庭のニーズ・ウォンツ満足を中心にそえた。

(2)   シアーズ事例の教訓

  何が正しいかは、結果が出る前には決して分からないこと。

  正しい答は直感からではなく、適切な問いかけから導き出される。そのため、自社の本質を体系的に理解しようと努めなければなない。

|

« ドラッカー「マネジメント」サブノート、第4章 | トップページ | 諫早湾干拓事業の開門調査と次々と事業を台無しにする民主党政権 »

「マネジメント」(ドラッカー)のサブノート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/548369/50281134

この記事へのトラックバック一覧です: ドラッカー「マネジメント」サブノート、第5章:

« ドラッカー「マネジメント」サブノート、第4章 | トップページ | 諫早湾干拓事業の開門調査と次々と事業を台無しにする民主党政権 »