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2011年7月21日 (木)

ツイッター炎上した蓮舫の事業仕分け判定基準

蓮舫さんが「なでしこジャパン」の優勝を称える書き込みをしたら、ツイッターが一気に炎上したというニュースがありました。事業仕訳での彼女の仕分け対応を批判してのことです。スポーツ振興費用はもったいないからもうやめろと大幅に削減する判定をしたというのがその内容ですが、「もったいない」の意味は、経済合理性がなく採算も合わないからということなのでしょう。他にも下記の件があるようです。

A.  世界一のスーパーコンピューターを目指す開発費用は投下する費用に比べて実利が小さい、つまり経済合理性がなく無駄だから削減する判断をしたら、その後「京」で世界一が実現してしまった。そのコンピューターで計算できるいろんなメリットも披歴された。

B.  高い津波に備えて防波堤を作る予算を計上では、数百年にたった一度の低確率に対処する経済合理性がないという理由でこれを批判したら、東日本大震災が起こってしまった。

C.  宇宙開発事業も仕分けられたが、はやぶさが帰還して日本の宇宙開発技術が注目されてその価値が認められた。

ことごとく裏目に出たので、仕分けられる立場に居てまるで被告人のように卑屈になりながら、しどろもどろになっていた人達は「それ見たことか!」と思っているでしょうね。

そもそも、事業を仕分ける基準が、採算や経済合理性だけというのは納得がいきません。採算や経済合理性だけなら、民間企業と同じです。いや市場の競争にさらされている民間企業ならもっと真剣に上手に採算を追求するでしょう。だから、採算にのるとかのらないとかいう話は民間企業にまかせておけばいい。

国は民間企業にできない仕事をするべきで、それは採算とか経済合理性では測ることができない仕事であるはずです。本当は価値のある仕事なのに、民間にまかせていたら、採算が合わない理由で放棄されてしまう事業がそれです。だから、国がとりあげるべき事業に採算なんてもちだしてはいけないのです。それなのに、蓮舫さんは民間企業と一緒になって、採算を追求した。そこに間違いがおこったということでしょう。

事業仕分けは、短期採算を追求できる事業か否かという基準で行うべきだったのではないでしょうか。そして、是の場合は予算をすべて削減して完全に民間にまかせることにし、否の場合はむしろメリハリをつけて増強する。

ただ、蓮舫さんのツイッターが炎上した理由は別にあるような気がします。それは彼女がなんだか「勘違い」しているということです。そんなに力量があるわけではないのに、自分の力で国の曲がった方針を直して見せるという思い上がり。

だからなにかにつけて言われる。枝野氏が作業服の襟を立てても何も言われないのに、彼女が一回でも襟を立てるとすぐに言われる・・・・・

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