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2011年8月18日 (木)

「子ども手当存続」のビラは民主党の詐欺行為。

一昨日(8/16)に菅直人首相の裏切り行為について書きました。自分のことを棚に上げて、他人の行為ばかり非難するのは、あまり潔いことではありませんが、それでもこんなに目につくと言いたくもなるというものです。実は今日もそのことです。

今朝の日経新聞朝刊の2面に「民主“子ども手当存続”ビラ配布」という記事が載っていました。民主党が、自・公2党との合意内容とは異なる内容のビラを作って、配布したというのです。これを知った野党は怒りだしました。石破茂政調会長は、「そういうことを平気で言う政党を信頼できるか。」と批判したそうです。

民・自・公が合意した見直し後の制度では、所得制限を設けるなど根本からして民主党の「子ども手当」とは異なるものに変わっているし、その意味で「子ども手当」の修正存続ではなく、以前の児童手当法改正という枠組みで進めることにもなっています。それなのにビラには、「子ども手当は存続する」、「(自・公との)合意で恒久的な制度になった」などと書かれていたようです。

明らかに合意内容とは異なることを宣伝して回っている。石破茂政調会長でなくても、他の国の人ならいざ知らず、普通の日本人なら信頼できなくなるでしょう。

これには、民主党代表の2人の特徴が表れていると思います。

1.  拡大解釈。

これは鳩山由紀夫元首相・元代表のことです。2011.06.03の当ブログ記事「内閣不信任案否決は管直人氏の詐欺、鳩山氏も詰めが甘い。」にも書いたように、彼には、相手が拡大解釈する余地がたくさんあるのを承知しながら、自分は自分の役割をきちんと果たしたつもりになる性質があるようです。今回も、自・公とは相手に受けのいい条件を出したので、相手は「子ども手当は死んだ」と拡大解釈しているのに、それを承知の上で、「子ども手当の存続が受け入れられた」と言う。民主党が相手を説き伏せて交渉上の成果を勝ち取ったつもりでいます。

2.  詐欺行為。

こちらは菅直人現代表のことです。彼の最大の詐欺行為は、自分の辞任をほのめかして「内閣不信任案」の否決を騙し取ったことです(6月3日の記事参照)。もし世の中に「世界負の遺産」なんていうものがあるなら、まっ先に登録承認されることでしょう。

今回も、交渉相手方にはいい顔をしておいて、裏で早速自分の都合をふれ回っている。権力の為なら・・・金の為なら・・・平気でうそをつくし、裏切り行為もはたらく。

昔、新渡戸稲造は英語で「武士道」を著わし、世界のベストセラーになりました。それまでは極東の未開発国に住む民度の低い国民と思われていたが、世界がこれを読んで、「日本人は気高く、志立派な民族」と知ったと言われます。最近では、大震災の中でも互いに助け合う心美しい日本人の姿は海外に感動を届けました。

せっかくいいイメージを持ってもらっているのに、これでは民主党主導政治がひとり足を引っ張っているようなものです。

・・・・いや、ちょっと書きすぎました。民主党だってそれなりに頑張っているのだと思います。是非、党員ひとりひとりが一生懸命勉強して、合理的な解決方法を見出して欲しいものです。人脈作りに精を出すだけの松下政経塾ではなく、もっと正しい勉強の仕方があるはずです。

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