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2011年10月 6日 (木)

スマートフォンの使い方、iPhone「4S」とクラウドサービス

米アップルが、高機能携帯電話(スマートフォン)の新型、iPhone4S」を発売する。日経新聞によれば、この新しい機種は、クラウド型サービスに対応した基本ソフト「i OS5」を搭載しているそうです。

クラウド型サービスに対応したOSっていったい何でしょう。クラウドサービスが受けられるかどうかはOSの問題ではないような気がするのですが。日経新聞の記事では、このクラウドサービスに対応しているという事が、大きなイラスト入りで、相当念いりに説明されていました。クラウドに対応できるという事がこのOSに固有のものなのかどうかは、この際置いとくとして、確かにクラウドサービスは、これまでのパソコンや携帯電話の使い方を変える可能性があるのかなと思います。

みんなは、スマートフォンをどのように使っているでしょうか。スマートフォンの持つ特徴をよく理解して使っている人は、ごく僅かではないかと私は思っています。私自身、2年ほど前から使っていますが、導入する前に目論んでいた事が、実はスマートフォンを使ってもスムーズにはいかず、こんなことなら普通の携帯電話で十分だったなと思っています。

私が目論んだのは、「自分で作った大量の情報ファイルを手帳のように持ち運ぶ」ということでした。でも、自宅や会社のパソコンと同期させるのが結構煩わしく、結局その使い方は実現していません。

結局、通話機能、メール機能、スケジュール管理機能、情報取り入れ機能・・・・くらいしか使わなくなってしまいました。で、よく考えてみるとこんなことは、以前使っていた普通の携帯電話でできたことではないか。わざわざアプリケーションをダウンロードするまでもない。

実は、他のスマートフォンユーザーも、多かれ少なかれ私と同じではないかと思っているのです。「iモード」がしっかりしていれば、それで十分だったはずです。日本の携帯電話はガラパゴス化と揶揄されつつも、その充実した機能はどこのメーカーにも負けていません。それどころか、海外メーカーの貧弱な機能しか装備していない電話とは比べ物にならないくらい「いいもの」だったのです。

そこで海外のメーカーが、その機能を装備しようと世に出したのが、すきなアプリケーションを後天的に組み込むことで、日本の携帯電話の機能充実度と同等になると目論んだスマートフォンです。

実際、海外でスマートフォンがどんどん普及していったのに、日本のユーザーは当初見向きもしませんでした。

昨日若くして亡くなられた、偉大なスティーブ・ジョブズ氏があまりにもカッコ良く勧めるものだから、それに乗せらてしまったようです。

もっとも、これには事情があります。日本では、高機能ゆえに高額になってしまうハードのコストを、通信会社が肩代わりしてしまうという料金制度であったために、本来はなかなか手が出ない高価なはずの高機能携帯電話が極端な安値で販売されたので、おおいに普及しました。しかし、海外ではメーカーはメーカー、通信会社は通信会社で別なので、通信会社がコストを肩代わりすることはせず、高機能にするとハードが高すぎて誰も買いません。だから別な方法、すなわちスマートフォンで対応することになったというわけです。

おそらく、日本のスマートフォンユーザーの大半は、普通の携帯電話でも装備しているような一部の定着したアプリを除けば、ちょっと気になるアプリケーションを見つけたらダウンロードし、すぐ飽きるからまた別のを探しに出かける。その行為そのものが物珍しいということではないかと思います。つまり、「おもちゃ」としての使い方で冒険中というのが正直なところではないでしょうか。

さて、そんな中で、クラウドです。クラウドは、自分の、或るいは自分の為にも用意されたコンテンツ等を一ケ所にまとめ置きし、それを自分が持ついずれの端末機からでも取りに行くことができるという利点がありますね。

端末機は自宅のPC、会社のPC、持ち歩く携帯電話、タブレットなど場所によって異なります。昔はそのマシン毎にコンテンツ等を収めなければならず、いくつもマシンがあるとその数だけ揃えるか、記憶メディアを刺したり抜いたりしなければならなかった。

しかしクラウドが導入されたので、そんな必要はなくなったのです。そして今は、持ち歩く端末機でもそれは必要なくなったということなのです。

日経新聞の記事では、一ケ所にまとめ置きするコンテンツとして、音楽を例に出していましたが、私の場合は、自分で作った大量の情報ファイルです。これは私にとってとっても便利です。なにしろ、キャビネット何箱分もの情報をいつも携えて持ち歩けるわけですから。

携帯電話の使い方も、単なるおもちゃから、生活の道具として、或いは知的生産のツールとして大きく変わっていくんじゃないでしょうか。

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コメント


「人類にとっての最大の資産はクラウドになる。」確かにそうですね~
科学のおかげで、ハイテクの進歩が社会進歩の動力ですね~

投稿: クラウド | 2011年10月21日 (金) 23時42分

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