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2012年2月20日 (月)

ドラッカー「マネジメント」サブノート、第31章(全61章)

31.マネジャーとその仕事


(1)   マネジャーの仕事はふたつある。

  個を全体へまとめあげ、個の総和以上のい生産性を引き出す仕事

a.  交響楽団の指揮者に似ているが、指揮者は作曲家が書いた楽譜を解釈しているに過ぎないのに対し、マナジャーは作曲家と指揮者の両方の役割を兼ねる。

b.  企業は主なものだけでも、事業マネジメント、働き手と仕事のマネジメント、地域や社会との関係性のマネジメントの役割がありこれらを調和させなくてはいけない。

  判断を下したり、行動を起こしたりする際に必ず、当面と将来の要請をうまく調和させる

a.  将来の要請には、将来着手するのではなく、今から着手しなければならない。

b.  目先の利益のために、将来にどれだけのダメージを及ぼすか、或いは、将来の為に今をどれだけ犠牲にすることになるかを見極めなければならない。


(2)   マネジャーの仕事は5つの基本要素からなる。

  目標設定 :大枠の目標を定め、それぞれについて具体的な中身を詰め、達成に向けてなすべきことを見極め、導く。

  組織を取りまとめる :必要な活動などを掘り下げ、仕事を分類し、職務へ細分化し、これらをもとに組織を作り人材を選ぶ。

  部下の動機づけとコミュニケーションを担う :チーム別に編成し、報酬、配置、昇進など人事的な判断を下し、双方向コミュニケーションを図る。

  業績評価 :組織とひとりひとりに、成果を測り、成果をあげやすくするための尺度を与える。成果を分析、評価し、測定結果を部下、上司同僚などに伝える。

  人材を育成する :これに自身の能力開発も含む。

(3)   人材はマネジャーにとって経営資源である

  相手の能力を伸ばす

a.  人間をは働かせる以上は、必ず相手の能力を伸ばすことになる。その方向に伸ばすかによって、経営資源として生産性を高めるか否かが決まる。

b.  これはマネジャー自身にも当てはまる。

  要求水準を高く持つ

a.  最近は、愛情を注いてうまく接するのがマネジャー要件と説かれているが、不十分。

b.  人好きのする人物より、部下にも自分にも仕事への厳しさを要求する要求水準の高い人こそ、よく人材を育て、多くの尊敬を集める。

  マネジャーに必要な資質もある。それは天賦の才能ではなく、人格である。

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