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2012年8月 7日 (火)

ドラッカー「マネジメント」サブノート、第48章(全61章)

48.   組織についてのまとめ

(1)   理想の組織か、実利的な発想化か

  組織論では、「理想の組織」か、「実利的」な発想か、どちらを優先すべきか議論されるが、その両方を併用する必要がある。

  シンプルでありながら、十分に目的を果たせるのが最善の組織形態であると言えるが、どのような組織原理も完璧ではなく普遍的でもない。シンプルさを追求するあまり、ひとつの組織原理に固執するのは良くない。

a.  例:昔、GEは、各ユニットが製造を担うことが当然であったため、新しいプロセスや製品ラインの立ち上げにも製造を担う既存のユニットと同じ組織原理を適用してしまった。しかし、これらの本質は製造ではなくイノベーションであったため、力を発揮できなかった。

b.  例:またGEは、GMに倣って部門の長を業務オペレーションを司る立場と位置付けたが、自動車という単一市場を扱うGMと異なり、GEが対応する市場は多岐にわたっているため、部門の長は業務オペレーション責任者ではなく経営トップとして位置付けるべきだった。⇒連邦分権制

(2)   まとめ

  組織原理はツールであり、ツールそのものに善し悪しなどない。適切に使いこなせるかどうかが全てである。

  そのため、まずは大切な結果を生む為の活動に焦点を絞り、組織の目的を念頭に置きながら進め、組織のつくりも位置付けもできるかぎりシンプルにしなくてはいけない。

  組織はそれ自体が目的ではなく、あくまで手段にすぎない。健全な事業を決めるのは組織の美しさではなく、人々の成果である。

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: ビジネスメール | 2012年8月21日 (火) 16時47分

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