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2012年9月 9日 (日)

ドラッカー「マネジメント」サブノート、第52章(全61章)

52.   実行ある取締役会の必要性

(1)   取締役会は、国によって法律上の規定は異なるが、実効をあげていない。その理由は;

  大規模な株式公開企業が登場し、取締役会は所有者の代表とは言えなくなってきた。

  社内常駐して仕事をしないので、統治機構としての役割をはたしようがない。

  経営層が概ね、実効ある取締役会を望んでいないという事情がある。

(2)   しかし、実効ある取締役会は以下の役割を担うために必要である。

  企業にはお目付け役が求められる。

a.  プランニング、設備投資方針、管理支出予算などについて誰かが批判的な目をむけなければならない。

b.  他方で、経営層は相談相手も必要としている。

  成果をあげないトップを更迭する。

a.  無能なCEOを更迭できる取締役会がなければ代わりに政府が乗り出すだろう。

b.  更迭する仕組みのない会社は資本力をバックにした買収者と株式公開買い付けの脅威に絶えずさらされる。

  企業には社会や地域との関係を担う組織が欠かせない。

a.  経営層の広報活動はこれまでのところ失敗に終わっているから、取締役会が本来の広報や地域社会との交流の役割を担い、経営層と一心同体で仕事をさせる必要がある。

(3)   その為には誰を取締役会のメンバーにすべきか~これまでのところお目付け役としての答えしか見つかっていない。

  能力 :企業、政府機関、その他の組織で上級エグゼクティブとして高い手腕を発揮した実績があること。

  十分な時間が費やせること :ひとりで兼任できるのあhせいぜい4~5社程度。

  経営層から独立しているべき :そのため、任期制にして再任を避ける。そうすれば経営層と良好な関係にあても、無理に相手に合わせる必要は感じないですむ。

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コメント

こんにちは。このブログのドラッカー・サブノート、活用させていただいています。現在では、組織戦略を考えていますが、この戦略を立案するために、ドラッカーのマネジメントは、非常に役立ちます。

しかし、日本語版(エッセンシャル版)では、索引もないので使いにくかつたのですが、このサブノートで全体の構成が分かりやすく、サブノートで済むものは、それで済ませ、もっと詳しく見たいときには、サブーノートを索引的に使い、書籍(英語版)を読むという具合に使っています。

この作業は、膨大で大変なことだと思いますが、私のように役立てている人も、きっとたくさんいると思います。

52章まできていますから、後もう少しですね。

私のブログでも、機会をみて紹介させていただきます。

これからも、よろしくお願いします!!

投稿: yutakarlson | 2012年9月24日 (月) 14時45分

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